Q お仏壇の線香は何本立てればよいのですか?

Q お仏壇の線香は何本立てればよいのですか?

A 宗派によって、線香を立てる場合と寝かせる場合があります。線香を寝かせる宗派は、浄土真宗がそうであります。ですがこの地域では浄土真宗寺院があまりなく、その他の宗派は線香を立てる宗派が多く、この地域では線香を立てることが一般的になっています。線香は香を“線のように細長くして”燃焼時間を延ばし安定させたり、香りの発生を一定にしたり、焼香と比べ準備や後処理が簡単であるという特徴があり、一般の家庭に普及しました。線香を立てる本数は、宗派やその寺院の住職の考え方によって違います。一般的に焼香の回数の分が線香を立てる本数と考えてください。弘長寺では焼香の回数を「2回」を推奨しているので、線香を立てるのは「2本」を推奨しています。この2回というのは、1回目の香を焚くことで自分が仏さまを前にして「不浄を払い心を清浄」させるということ、2回目の香を焚くことで「私から仏さまへ香のかおりを差し上げる」という意味をもって行っています。よく日本人は、「1」「3」「5」「7」という数字にこだわる風習がありますが、この数字にこだわる必要はありません。ですから自分の菩提寺の住職から、その意味を伺い、自分が納得してから行ったらいかがでしょうか。ですが、弘長寺の檀徒以外の皆様は、宗派や住職の考え方にも違いがありますので、自分の菩提寺の住職へお尋ねしてください。

安心ノートを配布しました

弘長寺では、お盆に「安心ノート」を檀家の皆さんへ配布をしました。この“安心ノート”は、自分が歩んできた軌跡や自分の死後において次世代の子供に伝えておきたい事をしたためるノートです。人は必ずいつかは死を迎えます。その前に伝えておきたい事をこのノートに残しておき、安心をしてください。このノートは37ページあります。内容は“安心ノート”で確認をしてください。遠方の檀家さんへは、今日発送いたしました。是非とも自分のために役立ててください。・・・By おっさま

お盆が終わりました

今年もお盆が終わりました。仏さまも浄土の世界へ帰って行きました。13日の夜は檀家の皆さんが、寺院境内のお墓参りを済ませ、お寺も大変賑やかでありました。そしてお盆の最中は、弘長寺では棚経を行い先祖供養に努めました。今年のお盆は大変熱く難儀でありました。お盆が終わり来月にはお彼岸が来ます。月日の経つのが早いですね~。これからもがんばりましょ。・・・By おっさま

Q 新盆はいつするのですか?

Q 新盆はいつするのですか?

A 人が亡くなって四十九日が過ぎて、初めて迎えるお盆を「新盆」(にいぼん・あらぼん)や「初盆」(はつぼん)と言います。この時は、仏様が初めて里帰りをするので特に手厚くご供養をする風習があります。たとえば7月初旬頃亡くなり四十九日がお盆のあとに来る方は、翌年のお盆が「新盆」、「初盆」になります。

Q よくお盆にキュウリの馬とナスの牛を作って供えるのですが、その意味は?

Q よくお盆にキュウリの馬とナスの牛を作って供えるのですが、その意味は?

A キュウリの馬は、ご先祖様が足の速いキュウリの馬に乗って少しでも早くこの世に帰って来てほしい願いと、足の遅いナスの牛に乗ってゆっくりあの世へ戻って頂くという願いを込めてお供えします。ご先祖様と少しでも長く一緒にいたいという願いが込められているのだと思います。

うちわを用意しました

今年も弘長寺では、13日の夕方から本堂にて、弘長寺オリジナルうちわを用意しました。最近のうちわは、プラスチックの骨製うちわが多くなってきて、竹骨製のうちわは、あまり見なくなりました。弘長寺のオリジナルうちわは、竹骨製のうちわです。竹骨製のうちわは、風がやさしく心地よい気持ちになります。檀家の方々は、自分のお墓参りが終わりましたら、弘長寺の本堂の阿弥陀さまへお参りをして下さい。そして帰りに“弘長寺オリジナルうちわ”をもらって下さい。今年のうちわは、表面が「すだれ貼り金魚」の絵柄で、裏面には“心から伝えたいあなたに「ありがとう」”と文字を入れてあります。相手に対する感謝の気持ちを、大切にして下さい。・・・By おっさま

Q お盆はいつするのですか? 7月と8月があるのですが?

Q お盆はいつするのですか? 7月と8月があるのですが?

A 昔は、目連の話にちなんで7月15日にお盆供養をしていました。明治時代に入って新しい暦が使われるようになってからは「月おくれ盆」と言って、8月13日から16日までの間に、ご供養をすることが多くなりました。これは、7月が農家の一番忙しい時期に重なってしまうので、ひと月遅らせてお盆供養を行う風習ができました。どちらかと言うと、関東地方などでは7月13日からのお盆が多く、田舎へ行くと8月13日からのお盆が多いです。

Q お盆の意味は?

Q お盆の意味は?

A お盆は、ご先祖様の御霊をあの世からお迎えしてご供養する昔からの習わしのことです。正しくは「盂蘭盆(うらぼん)」と言って、逆さ吊りを意味するインドの言葉“ウランバナ”を漢字に音写したものです。昔、お釈迦様の弟子の中で一番神通力を持つ「目連(もくれん)」という方がいました。ある時、目連が神通力で亡くなった自分のお母さんが地獄で逆さ吊りにされ苦しむ姿を見て、どうしたらお母さんを救えるか、お釈迦様に相談をしたら、お釈迦様は「夏の修行が終わる7月15日に、お坊さん達に供物を施しなさい」と言いました。目連はこの教えに従って、お坊さんに食べ物を施したおかげで、目連のお母さんは救われたという説から、お盆が始まったとされます。

閻魔さまにライトを付けました

今日、閻魔さまにライトを付けました。以前の閻魔さまは、暗くて夜見るとお顔がほとんど見えませんでした。この13日の夜は、こちらの地区ではお墓参りです。夕方から夜にかけて自分のお墓をお参りした後、本堂の阿弥陀さまをお参りをし、そして閻魔さまをお参りをする方が多いです。今度はライトアップしたので、閻魔さまのお顔がよく見えます。弘長寺の閻魔さまは、お参りをした後にお顔を見て、怒った顔つきに見えれば心にやましいものがあり、笑顔の顔つきに見えれば心が澄んでいると言われています。弘長寺の閻魔さまは、人の心をお見通しです。弘長寺に来られる方は、きっと笑顔に見えるでしょう。・・・By おっさま
P1010230
ライトアップした閻魔さまです。

六地蔵さまに赤い前掛けを掛けました

今日、檀家さんが六地蔵さまに赤い前掛けを掛けてくれました。この度、六地蔵さまからお寺を守って頂けるように、正門の前に安置致しました。お地蔵様を移転して初めて前掛けを掛けてくれた、お檀家さんへ感謝です。檀家のみなさんや弘長寺へ来寺して頂いた方は、六地蔵さまへお手を合わせ下さい。・・・By おっさまIMG_3265
赤い前掛けをかけた、六地蔵さまです。