弘長寺

Q 仏壇の上に「天」の文字は?

先般、檀家さんが仏壇の安置について弘長寺へ問い合わせがありました。まずご本尊様の上には何もないのが本来の姿です。こちらでは、お寺のつくりはすべて平屋であります。これはお寺に安置されておられる、ご本尊様の上には何も置かないからです。家にある仏壇は、寺院の本堂と同じつくりになっており、ご本尊を安置しています。よって家の仏壇もお寺と同じように、ご本尊様の上には何も置かないのです。ですがこちらの地域では、住宅事情から2階建ての家がほとんどです。そして仏壇を1階に安置をしている方が多いです。その場合、仏壇の真上が部屋などになっており、足を踏み入れる場である場合には、和紙に「天」という字を書き、1階の仏壇が安置してある天井に貼り、仏壇の上は何もないという形をとります。宗派やお寺の住職の考え方にも違いがあるかも知れませんが、「雲」や「空」と書いて貼ってある家もあります。貼る場合は、挿しもの(画鋲など)で貼らずに、必ずのりで貼って下さい。弘長寺では、代々と「天」という字を書いて天井に貼っています。自分で和紙に墨で書いて貼って頂ければよいのですが、中々墨で書けない方は弘長寺住職まで連絡を下さい。和紙に墨で書いて授与致します。

Q 焼香は何回したらよいですか?

Q 焼香は何回したらよいですか?

A 焼香は宗派によって決まっている場合やお寺の住職の考えで行う場合や別に決まっていなく何回でもよいとする場合があります。ある宗派では「仏・法・僧」のために3回を推奨する宗派もありますし、1回でよいという宗派もあります。わが寺院の宗派では、焼香の回数はとりわけ決まってはいません。ですが弘長寺では代々と焼香の回数を「2回」と推奨しています。この2回というのは、1回目の香を焚くことで自分が仏さまを前にして「不浄を払い心を清浄」の気持ちになること、2回目の香を焚くことで「私から仏さまへ香のかおりを差し上げる」という意味をもって行っています。焼香の仕方は、最初に香を3本指(親指・人差し指・中指)で1回つまみ、それを2回に分けて香を焚きます。焼香の回数は、香を焚いた回数です。また日本人は、「1」「3」「5」「7」という数字にこだわる風習がありますが、この数字にこだわる必要はありません。弘長寺の檀徒以外の皆様は、宗派や住職の考え方にも違いがありますので、自分の菩提寺の住職へ回数の意味を伺い、自分で納得してから焼香をしたらいかがでしょうか。

今日の六日町は白くなりました

今日も朝から雪からみぞれ混じりの天候です。六日町はあたり一面が白くなってしまいました。あす位からは快方に向かうと思います。今回降り積もった雪は一度は消えると思いますが、11月末以降に降る雪は根雪になるかも知れません。これから冬に向かって雪の降る機会が多くなると思いますので、冬仕度、雪対策を始めて下さい。・・・By おっさま

初雪が降りました

昨日から、今日にかけて初雪が降りました。例年だと、東の山々(八海山や坂戸山)が白くなり、そして西の山々(八箇峠・十日町市との境)が白くなってから、里に降るのが今年はすべて一緒に降って来ました。弘長寺では雪囲いもしないうちに降られてしまいました。すぐに雪囲いの準備に入らなくては。そして車のタイヤ交換。本格的な冬の到来前にやることがたくさんあります。大雪にならないように祈るばかりです。・・・By おっさま
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自宅後ろから見た、坂戸山の景色

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弘長寺の屋根にうっすら雪が積もりました