弘長寺

今年のお盆に、“仏壇用マッチ燃えかす入れ”を配ります

檀家の皆さん、火事には十分気をつけて下さいね。特に仏壇の火元は気をつけて下さい。そこで、弘長寺では檀家の皆さんへ、仏壇の火元を気をつけて頂くように、“仏壇用マッチ燃えかす入れ”を作りました。そこには「仏壇の火元 要注意!!」と書いてあります。日々、仏壇のロウソクに火を点けたあとのマッチの燃えかすを入れて下さい。また、危ないと思ったら少し水を入れて十分に気をつけて下さい。お盆参りの時に“弘長寺オリジナルうちわ”と一緒に配ります。・・・By おっさま
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“仏壇用マッチ燃えかす入れ”です。「仏壇の火元 要注意!!」と書きました。日々、火事には気をつけて下さい。隣は弘長寺のマッチです。

今年の“弘長寺オリジナルうちわ”です

今年も弘長寺では“弘長寺オリジナルうちわ”を作りました。デザインは「月にうさぎ」です。今ではめずらしい竹骨のうちわです。竹骨のうちわは、風が柔らかく心地よい風が生まれます。檀家さんへは、8月13日からまわる“お盆参り”の時に配ります。・・・By おっさま
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今年の“弘長寺オリジナルうちわ”です。

お盆に「キュウリ」と「ナス」をお供えするのは?

お盆によく「キュウリ」と「ナス」に楊枝などをさして動物に見立てる風習があります。この「キュウリ」は馬を見立て、「ナス」は牛を見立てています。ご先祖様が、足の速いキュウリの馬に乗って、早く自宅へ帰って来て頂き、ナスの牛に乗って、ゆっくりあの世へ戻って頂くように、という願いを込めてお供えします。それは、ご先祖様と少しでも長く一緒にいたいという願いかも知れません。また、地域によっては馬にご先祖様が乗って、牛に荷物を乗せて帰って来るとも言われています。・・・By おっさま

新盆とは?

人が亡くなって四十九日忌が過ぎて初めて迎えるお盆を「新盆」(にいぼん・あらぼん)または「初盆」(はつぼん)といいます。この時は、特に手厚くご供養をする風習があります。この新盆は人が亡くなって四十九日忌が過ぎないと新盆ではありません。ですから、6月25日までに亡くなった人(8月12日が四十九日忌)は、この8月13日からの新盆になりますが、6月26日以降に亡くなった人は来年のお盆が新盆となります。宗派によって考え方は違いますが、亡くなった人は四十九日忌供養で浄土へ旅立ち(御霊前から御佛前へ変わる)、お盆で自宅へ“初泊まり”に帰って来るんです。ですから、お盆が始まる前に浄土へ旅経っているのです。・・・By おっさま

お盆の時期は?

昔は、目連(もくれん)のお話にちなんで、7月15日にお盆供養を行っていましたが、明治時代になって新しい暦が使われるようになってからは、「月おくれ盆」と言って8月13日から16日供養することが多くなりました。また地方では、7月15日は農繁期が一番忙しい時期に重なってしまうので、ひと月遅らせてゆっくり供養ができるようにしたものです。都会(関東地方など)では、7月13日から16日までの「七月盆」を行い、地方では、8月13日から16日までの「八月盆」を行います。本来お盆は8月13日から16日までの四日間ですが、弘長寺では代々、8月13日を盆入りとし、8月16日と17日を盆送りとして、五日間がお盆時期としています。各人の都合により、16日または17日を盆送りとしている風習があります。・・・By おっさま

八月はお盆の月です、お盆の意味は?

お盆は、ご先祖様の御霊をあの世からお迎えしてご供養する昔からの習わしです。正しくは「盂蘭盆(うらぼん)」といって、逆さ吊りを意味するインドのことば「ウランバナ」を漢字にしたものです。それは昔、お釈迦様の十大弟子の「目連(もくれん)」尊者という方がおりました。ある時、目連尊者が神通力で亡くなったお母さんが、地獄で逆さ吊りにされ苦しむ姿を見て、どうしたらお母さんを助けられるかとお釈迦様へ相談をされました。お釈迦様は「夏の修行が終わる7月15日に、お坊さんたちに供物を捧げ施しなさい」と言われました。このお釈迦様の教えに従って、お坊さんへ供物を施したおかげで、目連尊者のお母さんは救われたという説から、“お盆”が始まったとされます。・・・By おっさま

8月は『苦しい時 悲しい時 空を見上げてみる』です

8月の「こころのことば」は『苦しい時 悲しい時 空を見上げてみる』(萩原清虚作)です。自分なりに解釈をすると “人は生きていくためには、苦しみや悲しみを避けることができません。ですが、この苦しい時や悲しい時こそ上を向いて歩いていくのです。そしていつか、流れゆく雲がきれいに感じ、雲の隙間から一筋の光が差し込んできて、きれいな空には青空が広がって来ます。ですから、苦しい時や悲しい時こそ上を向いて、次に向かって頑張ろう。” というように思います。いいことばですね。・・・By おっさま