久しぶりに昔の友に会いました
7月5日に東京の先輩方が私を呼んでくれて久しぶりに会食をしました。私は高校を卒業をしてからは大学、就職とずっと東京に住んでいました。お寺とは関係はなく一般の社会人でした。その頃お世話になった先輩方が、年に一、二度私を東京に呼んで会食会を開いてくれます。当日は7人ほど集まり東京ドームホテル43Fで夜景を見ながらお酒などを飲み昔話を語らいました。私も昔の友と語らうことができ、お寺の世界ばかりではなく一般人の方々と交流ができ昔の自分に帰ることができました。翌日は午後から法要が入っているので、朝の新幹線で帰ってきてあまり長くは居られなかったのですが、このように私を呼んでくれた先輩方に感謝しきりです。現在も同級生や以前の職場の同僚や後輩とも親しくさせて頂き、友の大切さを感じさせられます。お寺の僧侶の前に人としてのお付き合いも大切にしたいと思いますね。・・・By おっさま
檀家さんからの相談
今日、檀家さんから仏事の相談がありました。その方は女性で家系が複雑で、亡くなられたお母さんは育ての親で、その女性に愛情を注ぎ優しく育てあげた方でした。お母さんのお墓や先祖のお墓は弘長寺境内にあり、その方からはこれからもずっとお守りをさせて頂きたいという申し出がありました。その方から亡くなったお母さんの事やこれからの自分の思いなどを色々お話を伺いました。純粋に育ててくれた母親への愛や先祖を一人で守るという思いがあり、今時の世の中では素晴らしい意志を持ったお方です。その方に言いました。亡くなった仏様はあなたの心の中にずっと生き続け、いなくなったのではありません。自分の幸せも大事にしながら、悩み事や仏事について困った事があったらいつでも相談に来て下さい。「自分が幸せになる事は、仏様も幸せになる事です。自分の幸せと共に仏様も生き続けるのですから」・・・By おっさま
ふれあいサロンで法話をしました
今日、六日町のある地区で法話を致しました。この地区は、おばあちゃん達が“ふれあいサロン”というコミュニティーを作って定期的に催しをしています。今回、弘長寺の住職として法話の依頼がありお受け致しました。昨年にも1回依頼があり、今回で2回目でした。当日は地区の集会所で行い、おばあちゃん達が20人ほど集まって和気あいあいの“ふれあい法話”を行いました。私は、お寺に入ってまだ7年ほどであり、まだまだ仏教についてのむずかしいお話はできません。私が在家(一般人)として長年過ごして来たこととお寺に入って勉強をしたことを合わせ、おばあちゃん達と同じ感覚の目線で、「幸せになって生き抜く大切さ」を約1時間お話をしました。足のわるいおばあちゃん達ですので足は自由に伸ばして、お茶を飲みながら気軽にお話をさせて頂き、笑いの絶えない“法話”でした。あるおばあちゃんからは、この法話を楽しみにしていてこれからの生きる糧ができましたと言われ、自分でも少しは役にたったのかなあと感じました。これからもおばあちゃん達は、寿命が尽きるまで幸せになって過ごしてください。・・・By おっさま
今日の法事
今日、檀家さんの七回忌の法事が自宅でありました。亡くなった方は弘長寺開山以来、男性で初の行年100歳の方でありました。おばあちゃんも元気で今年で95歳を迎えたそうです。弘長寺では100歳以上の方は女性では数名いるのですが、男性ではこの家の方だけしかいません。この日は遠方に居られる子供たちも集まり(子供たちと言ってもおじいさんになっている)家族だけで心のこもった法事でありました。法事の後、施主(長男)がたくさん料理を頼んで頂いて、みんなでお斎(法事の後の会食)を頂きました。おばあちゃんや皆さんといろいろな話ができ、大変有意義なお斎でありました。お斎のよいところは、普段会えなくお話もできない方々が集まり、いろいろな思いで話ができるところがいいですね。みんな家族が和気合い合いと楽しんでいる姿を見て、浄土におられる、おじいちゃんも喜んでおられることでしょう・・・By おっさま
今日は廣田家の法事でした
今日は、私(住職)の父の十七回忌、母の十三回忌の法要でした。私の家は在家ですので一般の皆さんと同じような法事でした。父の兄弟と母の兄弟と妹夫婦へご案内をさせて頂き、自宅にて法要を営みました。自宅での法要の後、廣田家のお墓参りをしてお斉会場へと行きました。法事と言うのは「三と七」の回忌に行います。それは10年に二度、5年に一度のことであります。5年に一度は形にとらわれず父母を思い出す為にも法事が必要と思います。いつもは父母の兄弟が遠方であるので、妹夫婦と営んでいましたが、今回は久しぶりに父母の兄弟も快く来て頂きました。そしてお斉の時に、普段親戚同士がが離れていて、あまり話す機会がなかったのですが、この度久しぶりに会う事ができ、いろいろな話に花が咲き有意義な会食でした。これも父母のおかげで縁ができ親戚付き合いができるのも父母へ感謝をしています。これからも親戚を大切にして廣田家一族が団結できればよいと思います。みなさんも現在このように暮らしていられるのも親や先祖のおかげです。親や先祖を大切にしましょう。・・・By おっさま
昨日の葬儀
昨日、真言宗の檀家のお墓をお守りしている家の葬儀がありました。その方は直接の檀家ではないのですが、先祖代々と弘長寺の境内にお墓があり、ずっとお墓をお守りしています。弘長寺では“墓檀家”としての位置づけです。この度亡くなった方は、106歳のおじいさんでした。この地域でも1,2の長生きのお方ではないでしょうか。菩提寺のご住職に伺ったところ、自分の檀家では一番のご長命であったとのことです。その方の家の葬儀に、弘長寺にも葬儀に随喜寺院としての出席のご依頼がありました。葬儀は真言宗の葬儀式で執り行われ真言宗の作法を勉強させて頂きました。宗派が違えども亡くなった方を浄土に送る気持ちは同じです。心のこもった素晴らしいお葬式でした。この度亡くなられた106歳のおじいさんは、亡くなる最後までしっかりしていて、家族にお世話をかけなかった方だそうです。すばらしいおじいさんでした。ご冥福をお祈り致します。・・・By おっさま
今日は愛犬のシャンプーの日でした
今日、2匹の愛犬「アロマ&くー太」のシャンプーの日でした。六日町内にある動物病院で、月に1回愛犬のシャンプーと健康チェックをして頂いています。この病院の院長先生は私(住職)が一般人であった頃、六日町高校の同級生でありました。当時を振り返ると彼はスポーツマンで私は帰宅部で遊び呆けたものでした。そんな自分が、お寺の住職になるとは彼も思いもよらなかったのではないでしょうか。そのような関係を持って偶然に今の動物病院へ愛犬2匹がお世話になっている事も奇遇ですね。ここの病院のスタッフも親切な方ばかりで、「アロマ&くー太」も安心して預けられる病院です。今日はシャンプーと健康チェックをして頂きましたが、お迎えをして帰りには2匹の首輪にリボンが付けられています。このような心使いもうれしく思い、“これからもよろしくお願いします”と言えるところです。スタッフのみなさんいつもありがとうございます。・・・By おっさま
シャンプー後のアロマ&くー太です。“アロマ”が毛色が黒の雌犬で、“くー太”が毛色がフォーンの雄犬です。
性格はアロマがおとなしく、くー太はいつもやんちゃな性格です。
テレビ出演依頼がありました
先般、ある仏具屋さんからテレビ出演依頼がありました。もう何年も前から毎年のように依頼をされていて今回で4~5回目位になるでしょうか。他に過去にはラジオ出演依頼もありましたが、すべてお断りをしています。自分はまだ住職になって7年目であり、弘長寺の檀徒へは布教をできますが、まだまだ不特定多数の方々にはできないとお断りをしています。ましてや南魚沼のお寺さんは、こういうのにはあまり出たがりません。自分の範囲内で布教をするのが一番だと考えています。過去に弘長寺では「弘長寺便利帳」を配布し、現在平成23年3月に二版を増刷しています。弘長寺檀徒の目線に立って、世俗風習や日常の疑問点などを250ページにまとめました。仏具屋さんからは、他宗の檀家さんからもわかりやすく好評ですので、他宗の檀家さんがほしいという依頼があり、何冊かお渡ししました。これも自分自身ありがたく思っております。もう何年も前からテレビ出演を依頼している仏具屋さんへは、ご足労ありがとうございます。ですがまだまだテレビ出演はお断りさせて頂きたいと思います。すみません。他をあたって下さい。・・・By おっさま
前住職の奥さんの壱周忌法要を行いました
昨年、5月19日に前住職の奥さんが亡くなり今日、壱周忌法要が営まれました。前住職夫婦には娘が二人おり、どちらも嫁ぎ家系を継ぐ者がいません。前住職は出家をしており寺院で回向を重ねていますが、奥さんは出家をしていないので一般人と同じ形式の法要で行いました。その次女が私(現住職)の妻となっており、嫁がれた義姉(長女)が施主となって私の妻(次女)と共に親戚の方々を招いて本堂にて法要を行いました。お寺の世界は住職が亡くなると次代の住職が葬儀やその後の法要を行っていきますが、その妻や子供達は出家をしていない限り寺院を出て行かなければなりません。そして一般人と同じ形で法要を営むこととなります。ですから義姉は臨済宗の檀家へ嫁ぎ、私の妻も私が先に亡くなるとお寺を出て、廣田家の菩提寺の寺院にお世話になります。そして廣田家(私の父母)のお墓に入ることになります。住職の妻や子供であっても出家をしない限り在家(ざいけ)であり、一般人とは変わらない形で行います。よって前住職の妻であっても一般人と同じ法要を営みます。これこらも義姉(長女)と私の妻(次女)で母親(前住職の妻)の供養をしていきます。・・・By おっさま
お斉(おとき)会場が懐かしかったです
今日、六日町でも名士の方の法事がありました。本堂にて遠方から故人の子供達が集まり、施主の父母、祖父の追善供養を行いました。その後、お斉(おとき)[法要後の食事]を、施主家の親戚の料亭で行いました。その料亭は山菜料理や川魚を中心とした田舎料理で、都会から来られた方は大変喜ぶご馳走ばかりです。盛り付けも情緒が感じられ素晴らしい料亭です。その場所は、私(弘長寺住職)が20数年前に弘長寺前住職の次女(現在の妻)と結納を交わした場所です。お斉会場もまさしく結納を交わしたお座敷で食事をし、当時が懐かしく感じられました。これも私がこの寺の住職になった縁と会場が檀家の親戚であって、結納を交わした場所で食事ができたのも当家の先祖が引き合わせてくれた縁と感じ、当家の仏様には感謝を致します。その会場は“けやき苑”といい、まわりは田んぼや木々に囲まれ、山菜料理や川魚がおいしい田舎料理の料亭です。都会の方はご縁があったら行ってみたらいかがでしょうか。都会では食べられない田舎料理を堪能できます。お勧めできるすばらしい田舎料理のお店です。・・・By おっさま