弘長寺

前住職の奥さんの壱周忌法要を行いました

昨年、5月19日に前住職の奥さんが亡くなり今日、壱周忌法要が営まれました。前住職夫婦には娘が二人おり、どちらも嫁ぎ家系を継ぐ者がいません。前住職は出家をしており寺院で回向を重ねていますが、奥さんは出家をしていないので一般人と同じ形式の法要で行いました。その次女が私(現住職)の妻となっており、嫁がれた義姉(長女)が施主となって私の妻(次女)と共に親戚の方々を招いて本堂にて法要を行いました。お寺の世界は住職が亡くなると次代の住職が葬儀やその後の法要を行っていきますが、その妻や子供達は出家をしていない限り寺院を出て行かなければなりません。そして一般人と同じ形で法要を営むこととなります。ですから義姉は臨済宗の檀家へ嫁ぎ、私の妻も私が先に亡くなるとお寺を出て、廣田家の菩提寺の寺院にお世話になります。そして廣田家(私の父母)のお墓に入ることになります。住職の妻や子供であっても出家をしない限り在家(ざいけ)であり、一般人とは変わらない形で行います。よって前住職の妻であっても一般人と同じ法要を営みます。これこらも義姉(長女)と私の妻(次女)で母親(前住職の妻)の供養をしていきます。・・・By おっさま