元檀徒総代の33回忌法要が終わって
5月5日に元檀徒総代の三十三回忌法要を営みました。元総代は江戸時代中期頃から繁栄をし、弘長寺に係わる費用をすべて半分以上を工面したという大旦那でありました。約40年ほど前に東京へ住居を移し、子孫はそこに代々と暮らしています。当家のお墓は、當山歴代住職の墓の前に安置をし代々と歴代の住職が当家の先祖をお守りをしています。当家もよくお墓参りに弘長寺へご来寺して頂いています。当家はこの地区でも有数な豪農であり、その旧邸宅は六日町でも有名なホテル“龍言”の入り口左側の居間として移築されています。柱も雪国ならではの大変太くりっぱな造りであります。当家はお寺で30人ほどのお客を招き三十三回忌法要を営み、その後お斉を自分の先祖の旧邸宅を移築した“ホテル龍言”で行いました。そこで女将から「当時移築した時より柱のキズひとつそのままの姿で移築したのですよ」と紹介がありました。私も弘長寺の住職になってまだ日も浅いのですが、現在の弘長寺があるのも昔から檀家が支えて頂いた事に感謝しをしています。・・・By おっさま