弘長寺

亡くなった歳、「享年」と「行年」の違い

亡くなった人の歳に「享年〇〇歳」や「行年〇〇歳」と使われます。どうして「享年」とか「行年」とか違うのか。「享年」とは、“天から享(う)けた年数。何年生きたか。”という意味で、「行年」とは、“この世に生まれて修行した年数。この世を生き抜いた年数。何歳まで生きたか。”という意味です。どちらを使うかは、宗派、代々の寺院の付け方、寺院の住職の考え方などで違います。弘長寺では、代々と「行年〇〇歳」と付けます。この世を生きることは、苦がありそれは修行であります。この現世を一生懸命生き抜いたという意味を込めて「行年」を使っています。・・・By おっさま