弘長寺

Q) なぜ、“お盆”をするの?(檀家さんからの質問)

Q) いよいよお盆が来ますね。なぜ、お盆をするの?

A) “お盆”っていうのは、ご先祖さまの御霊をあの世からお迎えしてご供養する昔からの習わしのことです。“お盆”は、「盂蘭盆」(うらぼん)といって、逆さ吊りを意味するインドの言葉「ウランバナ」を漢字に置き替えたものです。意味は、お釈迦さまの弟子の中で一番神通力を持つ「目連(もくれん)」というお方がいました。ある時、目連が神通力で亡くなった自分のお母さんを見たら、地獄で逆さ吊りにされ、苦しんでいました。そこでお釈迦さまに、どうしたらお母さんを救うことができるか尋ねました。お釈迦さまは、「夏の修行(7月)の間に、お坊さんたちに供物を捧げなさい」と言われました。このお釈迦さまの教えに従って、お坊さんに供物を施したおかげで、目連のお母さんは救われたという説から、お盆の行事が始まったとされます。こちらの地区では、お盆は8月13日から始まり16日が盆送りとなっています(弘長寺では17日も盆送りとしています)。関東地方より一月遅れになっています。・・・By おっさま