今日の法事が終わって

今日、東京の檀家さんがこちらへ来られ、施主の母親の三回忌の法事を営まれました。本堂で法要を行い、その後みんなでお墓に行って、墓前でお経を唱えみんなから線香をあげて頂きました。昨今、だんだん仏事が薄れて来る中で遠方から来て母親の法事をされることは、すばらしいことであります。今日の法事は、施主(奥さん)のお母さんの法事で、こちらの出身でありますのので、こちらにお墓があります。ですがご主人はこちらの生まれではないので、ご主人のご理解がなければ、こちらへ来て法事を営むことはなかったでしょう。この意味でもご主人には感謝を申し上げたいと思います。
今日は大変暑かった一日でした。この地区は冬はたくさん雪が降り寒くなり、夏は盆地という地形から大変暑くなります。寒暖の差が激しいので、お米や山菜などがおいしいのだと思います。そして冬の景色と夏の景色が正反対ですので、すばらしい景色の地域であります。
施主家も帰りには、こちらの銘酒“八海山”をお土産に買って行きました。そして帰りに「道の駅」を紹介して、こちらの地場産のものをお土産として買って行って頂ければと思います。都会に住んでいる方は、こちらの地域は大変良いところですので是非遊びに来て頂き、街の活性化に寄与して頂ければと思います。・・・By 住職

屋根の修復塗装を行っています

現在、弘長寺では屋根の修復と塗装を行っています。この南魚沼地区は毎年3メートル近くもの積雪があり、雪が消えるといたるところで屋根の破損があらわれます。弘長寺本堂の屋根は平成7年に修復がなされていますが、近年の中越地震、中越沖地震、東日本大震災、長野県北部地震や毎年の大雪に見舞われ、屋根が少しずつ痛み始めています。特に毎年の雪による屋根のダメージが大きく、屋根の被害が大きくならないうちに屋根の塗装を行っています。現在、屋根の悪い個所の補修を行い、以前の塗装をはがし、さび止めを塗っている最中です。(赤いさび止め)このさび止め塗装が終わると、本塗装に入ります。雨漏りがしないうちに、少しでも早く手立てをしないと、破損も大きくなります。雪国は、雪が消えた後も心配が残ります。・・・

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弘長寺の後屋根を撮影しました。(さび止めを塗装したばかりですので、屋根が赤くなっています。この後、本塗装に入ります)

Q 人が亡くなると、故人のふとんの上に刀を置きますが、なぜですか?

Q 人が亡くなると、故人のふとんの上に刀のようなものを置きますが、なぜですか?

A これは、「守り刀」と言って、故人を北枕に寝かせ布団の上に置きます。守り刀を置く意味は、人が亡くなると遺体の死臭をかいで、それを狙う魔物を防ぐ、魔よけとして胸の上に置きます。(南魚沼地区での風習)・・・ですが、宗派によっては置かない場合もあります。

6月に入りました

いよいよ6月に入りました。自宅の周りは、田植えもほぼ終わりました。この田植えが終わった稲が、秋には黄金の穂となり“魚沼産コシヒカリ”になります。自宅は田んぼに囲まれてのどかな、閑静な土地です。今、窓を開けるとカエルの合唱が聞こえます。(今、午後9時20分)この歌が妙に心を和やかにさせてくれます。田んぼの稲が、秋になり収穫され我々の主食になります。農家のみなさん、毎年すばらしいお米をありがとうございます。今年もおいしい“魚沼産コシヒカリ”を作ってください。魚沼産コシヒカリは、サイコーにおいしいです。

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自宅の2階から撮影しました

障子張りをして頂きました

今日、“シルバー人材センター”の方から、障子張りをして頂きました。この地区、六日町ではシルバー人材センターというのがありまして、定年をされた方々が、そこに自分の得意な分野を登録し、それを必要としている方へ仕事をするというシステムです。障子張りは、自分でやると中々うまくいかず、シルバー人材センターへお願いをしました。見事、仕上がりはすばらしものです。料金も安価で行うことができ、大変助かっています。また障子張りの他に賞状書きや草取り、その他雑務など広くに渡り大変重宝しています。また定年された方たちの仕事を確保したり、こちらも気軽に雑務もお願いできるとあって双方プラスになっています。これからも、よろしくお願いしたいと思います。・・・By 住職

檀家さんの会社が七十五周年を迎えて

昨日、檀家さんが経営している会社の75周年の宴会に出席いたしました。会場は、「ホテル坂戸城」というホテルで開催され、150人以上のお客がありました。社長さんの人脈も広く、伊勢ケ浜部屋の親方(元横綱、旭富士)や横綱日馬富士関、元関脇安美錦関もお出でになり、市長さんや市会議員、国会議員の先生方、各会社の社長さんや地元名士の方、その他様々な関係の方々など、そうそうたる顔ぶれでした。普段、見られない方が多く、すばらしい会でした。檀家さんがこのように盛大な会を催すことができるのは、菩提寺としても大変ありがたいことです。これからも会社のますますの発展につながります様に、祈っています。(写真は、肖像権があるために掲載しません)

弘長寺住職

お参りに来て頂いてありがとうございます

前住職の奥さんのお骨は、喪主(長女)のご依頼で、満中陰忌(四十九日忌)までお寺でお預かりしています。お寺では、日々のお参りや初七日忌、二七日忌、三七日忌、・・・と満中陰忌(四十九日忌)までご供養をさせて頂いています。その間、故人の知り合いの方や多数の檀家さんからお参りを頂き、ありがとうございます。これからも故人のご供養をしていきますので、ご親族の方、知り合いの方々はご安心ください。

弘長寺住職

Q 人が亡くなると枕飯や枕団子をあげますが、このことについて教えて下さい。

Q 人が亡くなると枕飯や枕団子をあげますが、このことについて教えて下さい。

A 通夜の晩に故人の枕元に枕飾りをし、一膳飯と枕団子を供えます。この「一膳飯」は、普段故人が使用していたお茶碗に、ご飯を高く盛り上げるのが特徴です。この一膳飯は、普段使っているかまどではなく、別のかまどで炊き、炊いたご飯は家族が山盛りに盛ります。そして故人が使用していたお箸をまっすぐに立てて供えます。これは、「故人のためにご飯を炊いて、他に分けない意味で、お箸を揃えて真中に立てる」意味を持っています。「枕団子」は精米する前の玄米を使い、それを粉にして丸めます。数は六個を供えるところが多く、六という数字は六道(天、人、修羅、畜生、餓鬼、地獄)に供養することや六地蔵へ供養することなどから来ています。しかし地域によっては数は様々です。これらは“野膳(のぜん)”に含めて、野辺送りの時に喪主が墓場に持って行って置いて来る習慣があります。この一膳飯や枕団子は、鳥や野の動物などが食べて自然になくなります。・・・現在、南魚沼地区では、葬儀屋さんが枕飾りや野膳(一膳飯や枕団子も含む)などを用意をし、葬儀出棺後に喪主家、親族が火葬場へ向かう時に持って行き、火葬場へ置いて来ます。

前住職奥さんの葬儀が終わりました

前住職の奥さんの葬儀が、23日無事終わりました。喪主は当家の意向で長女がつとめられ、一般葬で行いました。すばらしい葬儀で故人を送れたと思います。出棺の時には、檀徒の方や近所の方々がたくさん集まり、見送りに来ていました。故人も大変喜んでいると思います。これで前住職のそばに行くことができ、少しは安心できたのではないでしょうか。故人のご冥福をお祈りいたします。

弘長寺住職

お悔やみ

19日の夕方、前住職の妻が亡くなりました。葬儀につきましては生前の故人の希望で、長女を喪主として寺院とは関係なく一般葬送って頂きたいという遺言を残され、家族も故人の意向で葬儀を行いという申し出がありましたので、喪主の意向通りに葬儀を執り行うことと致しました。ですが先代住職の妻として、寺院興隆に努めてきた功績をたたえ、寺院として最大限の配慮と全檀徒へのご通知を行い、お参りをして頂こうと思います。ですが遠方の檀信徒の方へのご通知が遅れる場合がありますので、この場でご連絡をさせて頂きます。

通夜  5月22日 18時  於 六日町セレモニーホール
葬儀  5月23日 10時  於 六日町セレモニーホール
出棺  5月23日 11時  於 六日町セレモニーホール

追って、通夜及び告別式は、近親者で執り行います

喪主

詳細につきましては、弘長寺へお問い合わせ下さい

弘長寺住職